パレオエクスプレスは埼玉県北部地域の観光振興と活性化を図るべく、昭和６３年に行われた「さいたま博」にあわせて運行を開始。３月から１１月まで、土、日、祝日を中心に秩父鉄道の熊谷駅から三峰口駅の約５７キロを１日１往復します。
　「パレオ」という名前は秩父地方に２０００万年前に生息していた幻の海獣パレオパラドキシアにちなんでつけられました。大昔秩父は海の底にあり、この珍しいパレオパラドキシアの化石が出たそうです。その骨格は県立自然博物館に展示してあります。
　機関車は県内の吹上小学校に保存されていたC58363で、客車は平成１２年にJRから購入した１２系客車をリニューアルしています。